介護靴 6e むくみ

介護福祉士 資格証

 

こんにちは、介護福祉士みきこです。

 

介護施設では高齢者に対して介護靴を勧めるケースが増えてきています。

 

本人が履き心地が良ければいいのではないか?と考えていて、「介護靴」の存在を知らないでいる方も多いのではないでしょうか?

 

高齢者はある程度の履き心地を満たしていれば大丈夫・・と考えがちですが、高齢者の足ってむくみやすくサイズを「6e」にした方が良い場合もあるのです。

 

ここで「6e」って何?と気になる方も多いのでは?

 

なぜ介護現場で働く私が高齢者に介護靴を勧めるのか、そして「6eの介護靴」を試してもらいたい理由を解説していきますので是非チェックしてみてください。



高齢者に介護靴を勧める理由

 

高齢者 介護靴

 

みきこ

高齢者の方は足のむくみが起こりやすく、その結果、普段履いている靴が合わなくなることがあります

 

特に、長時間座っていたり、立ち仕事をしていたりする場合には、足の血行が悪くなり、むくみが起こりやすくなります。

 

このような場合は、介護靴を履くことをおすすめします。

 

介護靴は、足のむくみを軽減するために設計されており、柔らかい素材でできているため、足にフィットしやすく、履き心地が良いです。

また、足指の動きを制限せず、歩行をサポートするためのしっかりとしたソール「靴底」がついる事があります。

 

さらに、介護靴には、普通の靴に比べて幅が広く、足の形に合わせて作られているものが多くあります。

 

特に、6eサイズの介護靴は、幅広でゆったりとした作りになっており、足のむくみがある方には最適で、足が痛くなりにくく疲れにくいため高齢者の方に人気があります。

 

また、介護靴は、足に負担をかけずに長時間履くことができるため、高齢者の方にとってはとても便利なアイテムとなっています。

是非、ご家族やご友人の方にも介護靴のおすすめをしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

高齢者には6eの介護靴がオススメ

 

高齢者の場合、足のむくみ等の理由で形が変わりやすく、足に負担がかかりやすいため適切な靴が必要となってきます。

 

介護靴にしてから「軽やかに歩くことが出来るようになった」と感じる方もいらっしゃいます。

 

私は高齢者の方には6eの介護靴を一度試していただければと考えています。

 

 

 

そもそも6eの介護靴とは?

 

6e 介護靴

 

みきこ

靴のサイズで言う「6e」とは、靴の幅の広さを示す表記で、eは英語のextra wideの略です

 

つまり、6eとは非常に幅広い靴を意味します。

 

高齢者の場合、足がむくみやすく、靴がきつくなってしまうことがあるため、人によっては6eの靴が適切である場合があります。

 

サイズ26.0cmの場合
足囲/足幅=ワイズ
225mm/94mm:A
231mm/96mm:B
237mm/98mm:C
243mm/100mm:D
249mm/102mm:E
255mm/104mm:2E
261mm/106mm:3E
267mm/108mm:4E
273mm/110mm:5E
279mm/112mm:6E

参考 足と靴の健康協議会より

 

靴のサイズ(6E)は、一般的に男性用の靴の幅広サイズを表しています。

 

女性用の靴の場合、幅広のサイズ表記には、2E、3E、4Eなどがありますが、6Eの表記はほとんどありません。

 

ただし、靴のサイズや幅広には個人差があり、足の形状によっては男性用の6Eの靴が女性に適している場合もあります。

そのため、女性だとしても足の幅が広ければ、男性用の6Eを試すことで、自分に合った靴を見つけることができる事があります。

 

 

 

6eの介護靴のメリット

 

介護靴6e

 

6eの介護靴には、以下のようなメリットがあります。

・幅広なので足のむくみに対応できる

・靴内の運動時の擦れを軽減できるため、靴ずれが起こりにくい

・脱ぎ履きがしやすい(本人もそうですが、履かせる側も履けやすい)

・裏地が柔らかく、足にやさしい

 

また、介護靴は滑りにくい底や、足首をサポートする機能が付いたものが多く、安全性や快適性に優れているため、初めて使う高齢者にも人気があります。

 

例えば、高齢者の場合、足のむくみが発生することがあります。

この場合、一般的な靴だと足がきつくなってしまい、足が痛くなることがありますが6eの介護靴を履くことで足に余裕ができ、足のむくみを緩和することができます。

 

 

 

介護靴は6eでなくても良い理由

 

介護靴 6e

 

みきこ

先ほども解説しましたが女性の場合「6e」というサイズはありません

 

また、高齢者の方に6eの介護靴を履かせることで歩行が楽になる場合もありますが、全ての高齢者にとって6eの介護靴が必要とは限りません

 

以下に、介護靴が6eでなくても良い理由をいくつか紹介します。

 

1. 足の形状によっては6eが合わない場合がある

6eの介護靴は、幅広の足に合わせて作られていますが、高齢者の足の形状には個人差があります。

足が幅広だけでなく、甲高・指が長いなどの特徴がある場合、6eの介護靴では合わないことがありますので、足の形状に合わせた靴選びが必要です。

 

2. 着脱しやすさや安全性を考慮する場合もある

高齢者の中には、自分で靴を脱ぎ履きすることができない方もいらっしゃいますよね。

そのため、履かせやすく、かつ滑りにくい底の靴を選ぶこともありますので必ずしも「6e」でなければいけないという事ではありません。

 

3. 好みや趣味を尊重する場合もある

靴は足を守るだけでなく、おしゃれや趣味の一つとしても重要です。

介護靴でも、高齢者自身が好きなデザインや色を選ぶことで、気分を上げることができますので6eの介護靴にこだわらず、好みに合わせた靴選びをすることも大切になってきます。

 

 

 

一般的な靴と高齢者の履く介護靴の違いについて

 

介護靴 違い

 

靴は、足を保護し、歩行をサポートする重要なアイテムです。

 

みきこ

介護施設では、高齢者の足の健康を守るために、介護靴を使用することが少しづつですが多くなってきています

 

一般的な靴と高齢者の履く介護靴の違いについて解説していきます。

 

1.フィット感

一般的な靴は、足の形状に合わせたフィット感が求められますが、介護靴は、足のむくみや変形にも対応できるよう、余裕をもたせたサイズ感を重視している事が多いです。

 

2.安全性

介護施設では、高齢者が転倒する事を防ぐために、靴の滑り止めに注目している事があり、靴底が滑りにくい素材が好まれる傾向にあります。

 

3.着脱のしやすさ

高齢者自身で、靴の着脱が出来ない方もいらっしゃいます。

介護靴は、マジックテープ(ベルクロ)やスリップオンタイプ(靴紐や金具がない)のものが多く、履かせやすかったら脱がせやすいものが中心となっています。

 

4.足の健康をサポートする機能
高齢者の足の健康を保つため、介護靴には、足底を支える機能があります。

また、足のむくみを緩和するため、足指を広げるスペースがあるタイプのものもあります。

 

 

 

介護靴・ケアシューズを扱うクラースショップとは?

 

介護靴 クラース

 

みきこ

クラースショップとは、主に介護施設や病院で使用される介護靴やケアシューズを取り扱う専門店です

 

介護現場で働く介護職員や、高齢者や障がい者の方々にとって、履き心地の良い靴や足のむくみを防ぐための靴は必要不可欠なアイテムです。

クラースショップでは様々な種類の介護靴やケアシューズを取り揃え、患者さんや介護スタッフに快適な履き心地を提供しています。

 

クラースショップの取り扱い商品

 

クラースショップでは、患者さんや介護スタッフのニーズに合わせた様々な種類の介護靴やケアシューズを取り扱っています。

中には、足のむくみを防ぐための機能性の高い靴や、滑りにくく安定性のある底を備えた靴もあります。

また、脱ぎ履きが簡単なタイプの靴や、調節可能なベルクロ式の靴なども取り揃えており、高齢者や障がい者の方々にも扱いやすい商品を提供しています。

 

 

クラースショップでの購入方法

 

クラースショップでは、店舗での販売だけでなく、オンラインショップでも商品を購入することができます。

また、介護施設や病院によっては、クラースショップから商品を直接購入することも可能です。

購入方法は、各施設によって異なるため、事前に確認してみましょう。

 

 

 

まとめ

 

高齢者の場合、足の形が変わりやすく、足に負担がかかりやすいため、適切な靴が必要です。

そこで、介護職員からも推奨されているのが「介護靴」で、場合によっては幅広の6eの靴が適切である場合があります。

6eの介護靴は、足のむくみに対応できる、靴ずれが起こりにくい、脱ぎ履きがしやすい、足にやさしいなどのメリットがあります。

 

ただし、先ほどもご紹介した通り、足の形や大きさには個人差があります、きちんとした足のサイズの介護靴を履く事で、高齢者でも安心で快適な歩行をサポートしていく事が出来ます。