「派遣は社会保険に入ることができない」と思われてる方も多いのではないでしょうか。
派遣で働く方が増加するなか、派遣の労働環境も少しずつ改善されつつあります。
今記事で紹介するレバウェル介護(旧きらケア)派遣は労働環境に力を入れており、一定の条件を満たすことで社会保険に加入することができます。
派遣で働いてみたいけど社会保険に入れるかどうか不安という方、参考にしていただければ幸いです。
レバウェル介護(旧きらケア)派遣なら社会保険にも加入できます
レバウェル介護(旧きらケア)派遣は一定条件を満たすことで社会保険に加入することが可能
社会保険とは、一般的に健康保険、厚生年金保険、介護保険、雇用保険、労災保険の総称のことを指します。
レバウェル介護(旧きらケア)派遣においても上記の社会保険に加入することが可能なのです。
注意したいのが、登録している派遣会社の社会保険に加入するという点です。
今回の場合でいうとレバウェル介護(旧きらケア)派遣ということになります。
実際に働く職場の社会保険に入るのではないので、直接職場から雇用されている人とは違うということに注意しましょう。
レバウェル介護(旧きらケア)派遣で社会保険に加入するには
レバウェル介護(旧きらケア)派遣で社会保険に加入するには一定の条件を満たす必要があります
加入条件は以下の5つです。
1週間の所定労働時間が20時間以上
月額賃金が88,000円以上
継続して1年以上雇用される見込みがある
特定適用事業所に勤務している
学生でない
雇用保険の加入を検討する場合は、上記の条件に適合しているか担当者などに事前に確認しましょう。
加入手続きは派遣会社がおこないますので、 働き始める前後で手続きが必要ということはありません。
ただし、国民健康保険や国民年金に加入していたり、親や配偶者の社会保険に被扶養者として加入していたりする場合は、ご自身で保険脱退の手続きを行う必要があるので注意が必要です。
もしも脱退手続きを忘れてしまうと、保険料を二重払いになってしまいトラブルの原因になる可能性があるので十分注意しましょう。
レバウェル介護(旧きらケア)で社会保険に加入するとどうなる?
では、 社会保険に加入するとどのような行政サービスを受けることができるのでしょうか。
レバウェル介護(旧きらケア)派遣では健康保険・厚生年金保険・介護保険・雇用保険・労災保険の5つに対応しており、それぞれ紹介します。
健康保険
健康保険は、病気や怪我などで病院にかかった際に、本人の医療費負担を軽減してくれる保険制度
出産したときに一時金が支給されたり、病気や怪我で会社を休んで給与が発生しないときにも手当金が支給されるなど、身近なものとなります。
レバウェル介護(旧きらケア)派遣の場合「関東ITソフトウェア健康保険組合(ITS)」の健康保険に加入することができます。
耳慣れない名称だと思いますが一般の健康保険と大きな違いはありません。
ITSは健康保険に関する事業をおこなっており、健康づくりや疾病予防のための保健事業など独自の事業を積極的に実施している実績ある会社です。
加入者やそのご家族の健康をサポートしており、安心して働くことができます。
厚生年金保険
厚生年金保険は、高齢になり収入が減ったり、収入を得られなくなったときに備える保険
保険料を支払っていることで、65歳以降(将来年齢が引き上がる可能性もあります)の生活を保障する老齢年金が支給されます。
ほかにも病気や怪我などで障害が残ったときの障害年金や遺族年金などが支払われ、生活が厳しくなったときに助けてくれる保険です。
介護保険
介護保険は、介護を必要とするようになったとき、少ない負担で介護サービスを受けられるようになる保険です
将来介護が必要になり「要介護認定」を受けると、該当の介護サービスを原則1割負担で利用することができます。
加入対象者は40歳以降の方で義務付けられており、保険料は健康保険と一緒に徴収されます。
雇用保険
雇用保険は、失業や休業により収入がなくなったときに生活を支えてくれる保険です
失業してから次の仕事が見つかるまでや育児のために休業したとき、介護で仕事を休んだときなどに給付を受けることができます。
雇用保険は強制保険制度といい、加入条件を満たせば雇用形態に関係なく加入しなくてはならないのが特徴です。
労災保険
労災保険は、正式には「労働者災害補償保険」といい、仕事や通勤が原因で怪我をしたり、病気になった際に、従業員本人やその家族に保険金が給付される保険です。
従業員を1人でも雇用する場合、会社側には労災保険に加入する義務が発生するため、従業員は就業した時点でその保険に自動的に加入することになります。
保険料は全額派遣会社側の負担となり、派遣社員の保険料負担はありません。
社会保険は毎月にどれくらい給料から引かれる?
では、実際に毎月どれくらいの金額が給料から引かれるのでしょうか。
モデルケース
時給1,500円
平日週5日勤務
8時間労働
扶養家族なし
上記の派遣社員を仮定し、手取り収入を計算してみまししょう。
8時間労働を週5日間×一ヶ月で4週間とすると、月の勤務日数は20日(月により変動します)。
- 時給1,500円×8時間×20日=240,000円
ここから社会保険料と所得税などを差し引いたものが手取り収入になります。
保険料は給与額と介護保険料率によって異なり、また扶養家族の有無などによっても変わってきます。
モデルケースでは扶養家族がいないケースなので、扶養がいない場合の社会保険料と所得税の合計は15%程度が目安となり、今回は15%として算出します。
- 240,000円×0.15%=36,000円
算出した金額を月収から引くと、手取り収入になります。
- 240,000-36,000円=204,000円
つまり、204,000円が手取り収入目安となる計算です。
※あくまで目安なので、参考程度にお願いします。
レバウェル介護(旧きらケア)は、社会保険に加入したくない方でも対応可能
毎月給与から保険料が差し引かれ、手取りの収入が少なくなるなどの理由で、社会保険に加入したくないという方もいるのではないでしょうか。
安心してください。
「社会保険に入りたくない」という方も条件を満たさないことで加入しないことができます
通常は正社員、派遣社員パート問わず、加入条件に当てはまれば社会保険に加入する義務が生じてしまいます。
しかし、加入条件を理解し満たさないように働くことで、社会保険に入らなずに済むのです。
派遣は働き方を自由に選択することができるのが特徴で、社会保険に加入しない程度で働くことも可能です。
社会保険に加入したくない場合は、勤務日数や勤務時間を調整することで社会保険の加入対象にはならずに働くことができます。
扶養の範囲内で働きたい場合は年収に注意
「家族の扶養の範囲内で働きたい」という方は年収に注意する必要があります。
一定の年収を超えてしまうと、扶養によって得られるメリットが失われてしまいます
仮に扶養から外れてしまった場合、所得税を払う義務が生じ、国民健康保険料または国民年金を納めるか、社会保険に加入しなければならなくなります。
扶養の範囲内で働きたい方は、その旨を事前に派遣の担当者に伝えるなど、労働時間を調整しましょう。
まとめ
今回はレバウェル介護(旧きらケア)派遣での社会保険について紹介しました。
社会保険に対応していること、その加入条件やメリット、 加入しない方が良い場合や加入しない方法などが分かったのではないでしょうか。
レバウェル介護(旧きらケア)派遣では一般的な会社員に劣らない社会保険制度を備えています。
派遣という言葉から安心して働けないのではと感じている方も、安心できたのではないでしょうか。
多様な働き方が広がるなか、介護業界においても派遣として働く方が増えています。今記事を参考に社会保険制度を上手に活用し、派遣として働く選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。