マイナンバーカード 寝たきり 高齢者

介護福祉士 資格証

 

こんにちは、介護福祉士みきこです。

 

マイナンバーカードについては、いまだに色々な議論がされていますが、

正直に言って寝たきり高齢者には全然優しくないカード!

 

今回は寝たきりの高齢者の場合のマイナンバーカードの作り方を解説していますが、本当に手間!手間!手間!

 

色々調べてまとめましたが、調べれば調べるほど「いい加減にせい!」と思った次第であります。

それでも、少し冷静になって最後まで解説していこうと思います。

 

マイナンバーカードを作るには寝たきりの高齢者はどうすればいいの?

 

高齢者 寝たきり マイナンバーカード

 

みきこ

マイナンバーカードは、ハッキリ言って決まっていない事が少なからず存在しています

 

マイナンバーカードの目的は、国民一人ひとりに付与される12桁の個人番号で、税や社会保障などの行政手続きを効率的に行うためのものです。

しかし、マイナンバーカードを作るには、本人が市役所などに出向いて申請し、受け取りもしなければなりませんので、寝たきりの高齢者の場合は、どうすればいいのでしょうか?という問題が起こってくるのです。

 

寝たきりの高齢者がマイナンバーカードを作る方法について説明しますが、情報が不安定な部分もあるので参考程度にしていただければと思いますが、寝たきりの高齢者にとってマイナンバーカードは厄介な物なのかもしれません。

 

まず、寝たきりの高齢者がマイナンバーカードの申請はネット申込みできるので、代理人が代わりに行うことができます。

ただし、受け取り時に本人確認が必要となります。

 

本人確認には、本人の写真がある身分証明書が必要です。

運転免許証やパスポートなどが該当しますが、寝たきりの高齢者は持っていない場合が多いので、そんなときは、障害者手帳や高齢者優待乗車証なども使えますので覚えておきましょう。

 

また、代理人が受け取りに行くことができるかどうかは、住んでいる自治体によって異なるようです。

マイナンバーカードの公式サイトでは、「本人が寝たきり等でカードを受け取りに行くことが困難な場合は、代理人が受け取ることができます」とあります。

代理人交付について
必要な持ち物
交付通知書(はがき)
ご本人の本人確認書類(※)
代理人の本人確認書類(※)
代理権者の確認書類(※)
通知カード(令和2年5月以前に交付を受けている方)
住民基本台帳カード(お持ちの方のみ)
マイナンバーカード(お持ちの方のみ)
ご本人の出頭が困難であることを証する書類
(例)診断書・本人の障がい者手帳・本人が代理人の施設等に入所している事実を証する書類
※ご本人の本人確認書類とは
①住民基本台帳カード(写真付きに限る。)・運転免許証・運転経歴証明書(交付年月日が平成24年4月1日以降のものに限る)・旅券・身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳・在留カード・特別永住者証明書・一時庇護許可書・仮滞在許可書
②これらをお持ちでない方は、「氏名・生年月日」または「氏名・住所」が記載され、市区町村長が適当と認めるもの
(例)健康保険証、年金手帳、社員証、学生証、学校名が記載された各種書類、医療受給者証
※代理人が持参する書類について
ご本人の確認書類
本人確認書類①を2点または、本人確認書類①②をそれぞれ1点ずつ、または、本人確認書類②を3点(うち写真付きを1点以上)

代理人の本人の確認書類
本人確認書類①を2点または、本人確認書類①②からそれぞれ1点ずつ

※代理権者の確認書類とは
法定代理人の場合
戸籍謄本その他の資格を証明する書類
(ただし、本籍地が市区町村の区域内である場合は不要)

その他の場合
委任状や保佐人及び補助人に係る登記事項証明書の代理行為目録等、交付申請者の指定の事実を確認するに足る資料

マイナンバカード総合サイトより

上記の様に代理人によって交付は出来るようですが、寝たきりの高齢者の状況によるところがあるようです。

 

実際には、自治体ごとに細かい条件や手続きが定められています。例えば、以下のような違いがあります。

  • Aという自治体では、介護認定を受けていれば代理人受取が可能です。
  • Bという自治体では、医師から診断書をもらえれば代理人受取が可能です。
  • Cという自治体では、本人確認書類だけではなく、委任状や身元保証書も必要です。
  • Dという自治体では、代理人受取はできません。

 

    したがって、「まずは自身住んでいる役所のマイナンバーカード担当部署に問い合わせ」することが大切です。

     

    問い合わせする際には、以下のような質問をしてみてください。

    • 代理人受取は可能ですか?
    • どんな条件や手続きが必要ですか?
    • どんな書類を用意すればいいですか?
    • 受け取り場所はどこですか?

     

    また、問い合わせするときは一度だけではなく何回も確認したほうが無難です。

    というのも、担当者によって言っていることが違うことがあるからです。

    例えば、

    • Eという自治体では、近くの事務所で受け取れると聞いたのに、別の担当者から「そこでは受け渡しをしていない」と言われたことがあった。
    • Fという自治体では、「本庁まで来てください」と言われたのに、「やっぱり近くの事務所でも大丈夫です」と後から連絡が来たことがあった。

    このように、情報が一貫していない場合があります。

     

    また、補足ですが問い合わせをした時の担当者の名前も確認しておきましょう。

     

    寝たきりの高齢者がマイナンバーカードを作るには、代理人が申請し、受け取りもできる場合があります。

    しかし、自治体によって扱いが異なるので、事前に問い合わせて確認することが必要です。

    また、問い合わせするときは一度ではなく何回も行い、可能であれば書面で確認することをおすすめします。

    マイナンバーカードは、様々な手続きをスムーズに行うための便利なカードのはずです。(;’∀’)

     

     

     

    マイナンバーカードで寝たきりの高齢者の場合の写真撮影は?

     

    マイナンバーカード 高齢者 寝たきり

     

    みきこ

    寝たきりの高齢者がマイナンバーカードを作るときに必要な写真撮影について説明します

     

    まず、寝たきりの高齢者の場合、写真撮影は自宅で行うことができます

    本人が白いシーツかバスタオルに寝ているなら、それを背景にして写真を撮ればいいです。

    写真は顔がはっきりと分かるように撮りましょう。

     

    問題はカードの受け取りですが、施設に入っていたり、本人が役所に出頭することが困難な場合は、代理人が受け取ることができます。

    しかし、代理人が受け取るには、以下のような書類が必要です。

    • 本人の写真付きの公的証明書(運転免許証やパスポートなど)一点
    • 本人のその他の証明書(保険証や年金手帳など)二点
    • 医師からの診断書(本人が寝たきりであることを証明するもの)
    • 代理人の写真付きの身分証明書(運転免許証やパスポートなど)三点
    • 委任状や身元保証書など(自治体によって異なる)

    これらの書類を用意して、代理人が受け取り場所(市役所や近くの事務所など)に行きます。

     

    ただし、本人の写真付きの公的証明書がない場合は、写真票という書式をもらって本人の写真を貼り付け、病院長や施設長の証明をもらって代用することもできます。

     

    寝たきりの高齢者がマイナンバーカードを作るときに必要な写真撮影は、自宅で行うことができます。

    しかし、カードの受け取りは代理人が行う必要があります。

    その際には、多くの書類を用意する必要があり、マイナンバーカードを作る事を諦めたくなってくるかも・・・。

     

    また、自治体によって扱いが異なるので、「事前に役所に問い合わせて確認」することが大切です。

     

     

     

    マイナンバーカード、寝たきりの高齢者は扱いずらい

     

    マイナンバーカード 高齢者

     

    みきこ

    マイナンバーカードを作るには、本人が市役所などに出向いて申請し、受け取りもしなければなりません

     

    寝たきりの高齢者の場合は、この手続きがとても大変!

     

    マイナンバーカードは、寝たきりの高齢者にとって扱いずらいカードなのです。

     

    寝たきりの高齢者がマイナンバーカードを作るには、代理人が申請し、受け取りもできる場合があります。

    しかし、代理人が受け取るには、多くの書類を用意する必要があります。

    また、自治体によって扱いが異なるので、事前に問い合わせて確認することが必要です。

     

    このように、寝たきりの高齢者がマイナンバーカードを作るときには、時間や労力がかかります

     

    また、マイナンバーカードを使う機会も少ないでしょう。

    寝たきりの高齢者は、税や社会保障などの手続きを自分で行うことが難しいからです。

    そのため、マイナンバーカードは、寝たきりの高齢者にとってあまり役に立たないカードなのです。

     

     

     

    まとめ

     

    マイナンバーカードは、国民全員に対して平等に提供されるカードですが、実際には寝たきりの高齢者にとって不便で不利なカードだと感じます!

     

    寝たきりの高齢者がマイナンバーカードを作るときには、代理人や書類などの条件や手続きが厳しくなっています。

    また、マイナンバーカードを使うときには、本人確認や暗証番号などのセキュリティが強化されていることが逆に、寝たきりの高齢者にとって負担やストレスになります。

     

    マイナンバーカードは、寝たきりの高齢者にとって扱いずらいカードなのではないでしょうか?