みなさんこんにちは、介護福祉士みきこです。
今回お話ししていく内容「特養入所の裏ワザ」は、あまり公にしたくない事ないので削除するかもしれません。
現場で働く私が裏ワザ的な事をお話していくのですが、実際に特養に入所したいけど入れない方への参考になればと考え解説していく内容となっています。
裏ワザ的な内容なので、今すぐに特養に入所したい方は是非チェックしてみてください。
特養に入所するための裏ワザはあるけど一番の効果的な入所方法!
特養に入所するための裏ワザの数々は後ほどご紹介していきますが、とにかく一番効果的な裏ワザを解説していきます
特養に入所するためには申し込みをして面談などを経てその結果入居となるのですが、面談などの結果を決めるのはあくまでも人間ですよね?
初めて面談する方と、親しい方の面談を比較した場合、圧倒的に親しい方の方が有利です。
特に人気があったり定員の枠が少なかった場合、親しい方の入居率は圧倒的に高いです。
極端に言うと、「決まったも同然」な部分があるわけです。
そう!
特養に入所したければ「親しい関係」を作っていく事が最大の裏ワザと言えるのです。
これは介護施設だけの話ではなく、仕事を探すうえでも「親しい関係」であれば内定をもらう可能性があがるのと一緒な話です。
ずるい話かもしれませんが、「親しい関係を作る」事が圧倒的に特養の入所率を上げることにつながっていく事を覚えておきましょう。
効果的な裏ワザの成功させる手順
特養に入所するために大事なことをお話していきましたが、では実際にどの様にしていけばいいのか解説していきます
まず入所したい特養を探します。
探し方は色々ありますが、利用者になる方の要望を踏まえて納得のいく施設を探していきます。
もしどのように探せばいいのかわからなかったり、施設を見学してみたいのであればコチラから検索できるので探してみましょう。
入所したい特養が見つかったら、ショートステイの空き枠があるか確認します。
枠が開いているのであればショートステイを利用します。
ショートステイを利用する本来の目的としては
・介護する方が出かけて不在になった場合
・介護する方が体調が悪い場合
・介護所の負担軽減
などの目的もありますが、今回の目的は「特養を利用して顔見知りになる」事なのです。
もちろん顔見知りになれば「親しい関係」なれるわけではありませんが、定期的にショートステイを利用することで「特養での生活」に事前に慣れることもできます。
また、スタッフと親しい関係を作っていく事で「特養入所を希望する」時に大きなメリットとなります。
もしかしたら人間関係が苦手な方でも、毎日ではなく定期的に利用している時だけでも意識をして人間関係を作ることが出来るのではないでしょうか。
スタッフとの関係を作っていけば、面談が決まった時に事前に「今度面談がありますので、よろしくお願いいたします」と伝えることで、入居できる確率を大きく上げることが出来るのです。
特養は基本的には「緊急性の高い方から」となっていますが、そうは言っても繋がりを作っておけば優先的に入所できる可能性があるのです。
特養の入所は申し込み順ではなく緊急性が高い人から入所できるのは嘘?
介護保険が始まるまでは申し込み順に入所できた特養でしたが、今現在は緊急性の高い人から受け入れる流れとなりました。
また、要介護度が高い方を入所させておくと報酬が高くなり施設を運営していく上で報酬の加算も見込めるので優先的に入所しやすくなっているのも事実と言えます。
しかし現実問題としては、要介護度の高い方ばかりを入所させても、逆に十分なサービスが出来なくなる場合もあります
その部分を考えれば緊急性が高くなくても特養に入所できる可能性はあるのです。
もちろん面識が無ければ緊急性が高い人からの入所になってしまう事が多いですが、特養入所の裏ワザを使うことで入所率を上げることが出来るのです。
特養入所の裏ワザは他にもある?
他にも特養入所の裏ワザと考えられているものもありますが、正直裏ワザではなく私からすれば入所するのであれば当たり前の事です。
正直めんどうな事ではありますが特養に入所するためには基本的な事なので紹介していきます。
空室情報を収集するのは無駄!?
空室が無ければそもそも入所することが出来ません。
更に空室情報を調べても大体の場合、申し込みにより埋まってしまうケースがほとんどで、リアルタイムに情報収集することを私はオススメしません。
空室状況の情報収集は、よほど暇でないのであれば自分でするのは大変な割に意味があまり無いことを覚えておきましょう
なので入所したい特養があるのであれば、空室が有る無しに申し込みをしておくことが基本となります。
また申し込みをしておいて空室が出た場合でも、気に入らないのであれば断る事も出来るので、「まずは申し込み」をしましょう。
ユニット型の特養を狙うのは資金に余裕がある方のみ?
よく「ユニット型」の方が入所しやすいと言われる理由は、「従来型」より利用料金が高いためです
料金が高い分利用者のプライバシーが守られやすいように個別にパーテーションで仕切ってあり、利用者からすると自分の空間があるので安心感はありますね。
施設にもよりますが「ユニット型」と「従来型」の料金の差は3~4万円程度あるので、料金を比較した場合「従来型」を希望する方も多く、資金に余裕があれば「ユニット型」を選んだ方が特養に入所率が上がるわけです。
複数の特養に登録をするのは当たり前
先ほどもお話しましたが、利用してみたい特養が何カ所か希望があれば複数申し込みをすることは当たり前です。
これは裏ワザでもなく当たり前の事です。
複数の特養に登録したからと言って問題はありませんし、多くの方がすることです。
特養に早く入所したいのであれば複数登録は必須だという事を覚えておきましょう
緊急度をあげて申し込みをする
先ほども解説していきましたが、特養に入所できる順番は申し込み順ではありません。
基本的には緊急性が高い方からなので、アピールできるのであればきちんと伝えるようにしましょう。
緊急性の理由は「介護度が高い」だけではありません!
家庭の就労状態も特養に入所する時の優先順位に影響します。
例えば「介護しなければいけないので仕事が出来ない」という理由も十分な緊急性に該当します。
申込内容をしっかり書く事
これも裏ワザではなく当たり前の事なのですが、申込内容をきちんと書く事は大切な事です。
例としては
・家族に迷惑をかけたくない
・一人で暮らしているから
・家族に介護されたくない
等、特養に申し込み理由は様々です。
しかし、申し込む際には大切な情報であり、実際に苦労してきている内容を伝えましょう。
近所だけではなく希望する場所を拡大する
特養に入所を考えていて「入居待ち」なっている場合は、希望する地域を変更したり拡大させることで入所できる時期を早めることが出来ます。
実際の利用者さんの中には、「近所でなくてもよかった」と考えている方もいらっしゃいます
特養を利用する場合、頻繁に家に戻る事も少ないので希望する地域を拡大する考え方をすると良いでしょう。
ただし近くでないと申し込みがしにくかったり、どんな施設なのかわかりづらい部分もあるのでコチラでチェックしてみましょう。
まとめ
一概に言えませんが特養に入所したくても1年、長ければ2~3年も待たされるケースも少なくありません。
特養に入所できない理由は、高齢者の増加と施設の数のアンバランス。
東京などでは1500人以上も入居待ち・待機者がある特養もあります。
今回ご紹介した「特養入所の裏ワザ」ですが、裏ワザと表現はしたものの現実的にも入所するためには意識してほしい事です。
介護の問題は本人だけではなく家族にも大きく影響をしていきます。
是非今回の解説を参考に納得のいく施設を見つけてください。