介護施設で働く男女比は、女7割男2割と女性が活躍しています。
しかし、女性は家事に育児と大変な日々を過ごしてますよね。
また、初めて介護職に就く方は不安も多いはずです。
女性が介護施設で働きながらどのように日々過ごしているのか、今回私の1日の流れをご紹介していきます。
介護職で働く私のルーティン(1日の流れ)
ここでは、私の普段のルーティンをご紹介していきます
このルーティンが1番良いとかという話ではなく、女性介護福祉士として、そして子を持つ母親として働いている1人の女性として誰かの参考になればと思います。
起床後から会社に行くまで
6:00 起床 すぐに洗濯機を回す
6:10 自分の支度 会社に持っていくものをカバンに詰めておく
6:30 子供を起こし 着替えや支度をする
6:45 朝ごはんを作る 洗濯物を干す
7:00 ご飯を食べる
7:10 主人を見送る
7:20 家を出る
7:50 子供を保育園に預ける
8:15 会社に到着 更衣室に向かい仕事着に着替える
仕事開始
8:30 朝の申し送り 最近おきた事故報告などを全体で聞く
8:40 オムツ交換に入る(お風呂に入る利用者さんは交換しない)
9:15 入浴準備 浴室の暖房をつける シャワーの温度確認をする 入浴する利用者さんの体調を聞く
9:30 利用者さんの入浴開始
11:00 入浴が終わり 浴室の片付け
11:15 オムツのゴミを会社のゴミ捨て場に持っていく
11:30 お昼休憩(12:30から休憩のこともある)
12:30 お昼休憩終了 オムツ交換(入浴したばかりの人は体位交換のみ)
13:30 シーツ交換
14:00 レクレーション
15:00 利用者さんのおやつタイム
15:30 オムツ交換
16:00 介護記録記入
17:00 お仕事終了
仕事終わりから寝るまで
17:30 子供を保育園に迎えに行く
17:45 スーパーに買い出し
18:30 帰宅 夕飯を作る
19:30 夕飯
20:00 お風呂に入る
21:00 子供寝かしつける
21:30 洗濯物を畳む お皿洗うなど家事をこなす
22:30 就寝
私の1日のルーティンをタイムスケジュール形式でご紹介しました。
介護現場では職員が皆同じ業務を行うのではなく、それぞれに役割があります。
ここに書いたのは「日勤の入浴業務」の場合のルーティンです。
業務内容に変更があっても私生活のルーティンはほぼ変わりありません
特に保育園はお迎えの時間が決まっており、時間超過してしまうとその分お金を支払わないといけないので、残業などは極力しないようにしています。
しかし、職員が休んでしまい業務が追いつかない、お仕事が終わる時間に間に合わない場合などは家族に協力してもらい、子供のお迎えを頼んでいます。
介護職は体力も使う大変なお仕事です。
女性が働くには家族の協力がとても大切です。
リーダーになると1日が大変って本当?
介護職には介護主任とは別に職員をまとめるリーダーが存在します。
「ユニットリーダー」「チームリーダー」などの呼ばれ方をしているところも多いでしょう。
デイサービスでは平日出勤のところが多いため、介護主任が常に配置されている状態ですが、グループホームや介護療養型医療施設はシフト制のため介護主任がいない場合があります。
そんなときに必要なのが、1日の全体をまとめる「リーダー」です。
このリーダーは他職員に指示を出し、他職員の仕事を手伝うなどやることがたくさんあります。
また利用者さんの家族と連絡、話し合いすることが多いため、気疲れしてしまう方もいるでしょう。
リーダーの役割は働く施設によって異なりますが、他の業務内容よりも責任感のあるお仕事になります。
リーダーになった場合のタイムスケジュールをご紹介していきます
ユニットリーダー・チームリーダーの一日のルーティン
8:30 夜勤をしている人からの申し送り 大事なことは申し送りノートへ記載する
8:45 その日いる介護職員に大事な要点をまとめて申し送る 申し送りが終わったあとはオムツ交換に入る
9:15 オムツカートの片付け、補充
9:30 全体をみて行動をする(利用者さんのトイレ誘導、浴室から出てきた利用者さんを食堂へ連れて行くなど)
11:00 部屋にいる利用者さんを食堂へ連れて行く
12:00 利用者さんの昼食 食事介助を行う
12:30 利用者さんをお部屋に誘導
13:00 お昼休憩
14:00 種類関係のお仕事を行う
15:00 周りのみて行動(他職員の終わっていないお仕事の手伝い)
16:00 介護記録の記入
16:30 夜勤の人に申し送りをする
17:00 お仕事終了
リーダーのお仕事は周りの職員の手助けや書類関係の業務が多いです。
自分の業務だけ行えば良いわけではないため、要領よく仕事をこなさなければいけません。
体力だけでなく頭の回転も必要なリーダー業務は大変と言えるでしょう。
介護福祉士のルーティンにかかせない持ち物5選
ルーティンとは「決まっていること」または「日課」という意味です。
1日の流れだけではなく、持ち物もルーティン化することで、仕事が捗ることがあります
ここでは、介護福祉士の私が毎日のルーティンにかかせない持ち物を5つご紹介していきます。
何故メモ帳が必要?
介護職は介護の必要な人のお世話をするお仕事です。いくらタイムスケジュールが決まっていても、臨機応変な対応をしなければいけないこともあります。
そこで必要になってくるのが「メモ帳」です。
自分の終わっていない仕事ややらなければいけないこと、利用者さんから頼まれたことなど忘れずにメモをします。
記憶力の良い方なら常に覚えているかもしれませんが、大事なことはメモを取っておいたほうが安心できます。
筆記用具の大切さ
介護記録を書くためには欠かせないボールペン!
毎日使用するものなので、自分が使いやすいボールペンを選んでおきましょう。
介護記録には消せるボールペンはNGです。
間違えたときは、しっかり訂正印をしてください。
当たり前の様に所持しておくボールペンですが、たまに忘れてしまうと私のやる気にも影響してしまいます。
入浴介助の着替え
入浴介助を行うときは、濡れても大丈夫な服に着替えます。
急に入浴介助をしなければいけなくなる日もあるので、常に着替えを持ち歩いておくといいでしょう。
動きやすいように半袖、半ズボンがおすすめです。
仕事着の着替え
仕事着の着替えを毎回持っています。介護職は体力仕事なので、汗をかきます。
冬でも、施設内は暖房がかけられているため、動くと汗をかいてしまうことが多いです。
汗臭いと利用者さんも気分が良くありません。上着だけでも着替えるとさっぱりするでしょう。
腰サポーター
腰サポーターは介護職の必需品です!
もちろん使用してない方もたくさんいると思います。
特に女性は家事に育児、仕事と腰を痛めてしまい、腰サポーターをされる方が多く、私もその1人です。
腰サポーターはあくまで腰痛を無くすわけではなく、腰を使う動作を補助するアイテムなので、あまりに痛みが強い場合は病院へ行きましょう。
以上が私の1日のルーティンにかかせない持ち物です。
上記に書いてある5つの持ち物があると、1日の仕事がスムーズにいきます。
介護職をしている方で制汗剤を持ってくる人がいますが、利用者さんによっては匂いつきのものを嫌がる方もいるので、無香料を持っていくようにしてください。
お仕事で必要な持ち物は、前日から準備しておくようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
介護福祉士をしている私の1日のルーティンは朝から夜まで忙しくしています。
しかし、子育てにお仕事と大変ながらも充実した毎日です。
1日の流れや持ち物をルーティン化することで、やらなければいけないことやお仕事がスムーズに終わります。
時間に追われてる方は私のようにルーティンを作ってみてはいかがでしょうか。