こんにちは、介護福祉士みきこです。
今回はもしかしたら今あなたの状況の事をお話するのかもしれません。
- 介護職にとってメンタルがやられる状況っていっぱいあるのではないでしょうか?
- もしかしたら一人で悩んでいませんか?
- 今すぐにでも職場から逃げたいのではありません?
そんな方々へ同じ介護職としてお話していくので、少しでも解決策になればとおもいます。
介護職でメンタルがやられる理由
まず、介護職でメンタルがやられる理由について考えてみましょう
介護職の方々は、高い責任を負い、日々利用者さんの健康と幸福を支える重要な仕事を担当しています。
しかし、その責任の重さによって、時にはメンタルの負担が大きくなり、様々な理由からメンタルがやられてしまうことがあります。
介護職につきもの!?
一つの目のメンタルがやられる理由は、ミスをしたときの罪悪感から仕事が怖くなってしまうことです。
介護職の方々は、利用者の健康や安全に関わる重要な業務を担当しています。
ヒューマンエラーは避けられないものであり、誰にでも起こりうることですが、そのミスが利用者に影響を及ぼす可能性があるため、その責任感は非常に大きなものです。
ミスをした際には、自身に厳しい評価を下してしまい、罪悪感から仕事への不安を感じることがあります。
利用者とどうしてもうまくいかない!
利用者とのコミュニケーションがうまくいかないという事でメンタルがやられてしまう事もあります
利用者様とのコミュニケーションは、信頼関係を築く上で非常に重要ですが、認知症などの病状によってコミュニケーションが難しくなることがあります。
例えば、利用者が自分の意志をうまく伝えられない場合や、突然の行動変化に対応しなければならない場面で、職員としてのストレスが増大することがあります。
さらに、利用者様やご家族からの苦情を受けることも、介護職のメンタルがやられる要因となります。
利用者の健康や生活に関わることから、感情的な状況が絡んだ問題が発生することがあり、その際には苦情が寄せられることがあります。
これにより、自身の能力や対応に対する不安が生まれ、メンタルの負担が高まることがあります。
利用者さんとの人間関係だけでない!
職員間の人間関係も難しい一因と言えます。
介護現場は忙しい状況が続き、連携が必要ですが、人間関係がうまく築けない場合もあります。
チーム全体で協力しなければならない中で、意見の食い違いやコミュニケーションの不足が、ストレスを生み出す要因となることがあります。
他職では知らないハードさ!
忙しすぎる日々も、介護職のメンタルがやられる理由です
介護現場は人手不足が深刻であり、多くの業務を少ない人数でこなさなければなりません。
これにより、業務の過多が生じ、常に忙しい状況が続きます。
忙しさによって疲労がたまり、リフレッシュする時間が確保できないため、メンタルの疲弊が進むことがあります。
一人で出来るわけない!
職員一人当たりの業務が多すぎることも、介護職のメンタルを悪化させる要因です。
少ない人数で多くの利用者をサポートするため、個々の職員が多岐にわたる業務を担当することが多いです。
この状況下で効率的に業務をこなすことは容易ではなく、時間的な余裕がないためにストレスがたまり、メンタルがやられることがあります。
こんなにやっているのにこれだけなのか!?
待遇や評価に対する不満も、介護職のメンタルに影響を与えることがあります
介護職は非常に大切な仕事でありながら、その報酬や待遇が十分でないと感じることがあるかもしれません。
また、自身の努力や能力が適切に評価されていないと感じることも、やりがいを減少させ、不安を抱える要因となるかもしれません。
将来の事を考えると・・
介護職として将来に不安を抱くこともあるのではないでしょうか?
介護業界は人口構成の変化により今後ますます需要が増加すると予測されていますが、その一方で人手不足や労働環境の厳しさも問題となっています。
将来のキャリアや働き方に対する不透明感から、介護職としての将来に対する不安が生じメンタルがやられることもあります。
これは無理な解決策!それでは介護職がメンタルでやられるよ!
介護職の方々がメンタルの健康を保つために、避けるべき無理な解決策について考えてみましょう
無理な解決策を選択することは、逆にメンタルの負担を増大させ、状況を悪化させる可能性があります。
同僚や上司に相談はNG!?
同僚や上司に話したところで全てが解決にはならないという考え方です。
時には、職場内で抱える悩みや問題を共有することが重要ですが、すべての問題が同僚や上司によって解決されるわけではありません。
例えば、業務の過多やストレスなど、個人的な負担を解消するためには、自身で適切なアプローチを見つけることが必要です。
ただし、一方で適切なサポートを受けることも重要であり、全てを一人で抱え込むことは避けるべきです。
「みんな言っている事が違う」は当たり前!?
上司や先輩の考え方が統一できるわけがないという視点も重要です
介護現場では様々な立場やバックグラウンドを持つ人々が協力して業務を行っています。
そのため、個々の考え方や価値観が異なることは避けられません。
無理に全員の考えを一致させようとすることは、時間やエネルギーを浪費するだけでなく、対立や摩擦を生む可能性があります。
重要なのは、異なる意見やアイデアを尊重し、共通の目標に向けて協力することです。
サービス残業は当たり前!?
ある程度のサービス残業や早目の出勤があたりまえという状況も解決策は無いと言えるでしょう
確かに、忙しい介護現場では時折、追加の労働が必要になることもありますが、長期間にわたって過重な労働が続くことは、メンタルと身体の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
適切な労働時間や休息を確保することは、長期的なメンタルの健康維持に不可欠ですが、これを変えていく事は難しいのが現状です。
全ては自分という考え方?
「メンタルがやられるのは他人ではなく自分のせい」という考え方も注意が必要です。
自己責任は大切ですが、環境や労働条件などの外部要因もメンタルに影響を与えることを理解することが重要です。
過度な自己責任感に囚われて、適切なケアやサポートを受けることを避けるのは良くありません。
他人と比較してしまう
「他人や他職と比較してるとメンタルがやられる」という視点も重要です
比較は人間の性質ですが、過度な比較は自己評価を低下させ、不安や焦りを生む要因となります。
他人と自分を無理に比較するのではなく、自身の成長や努力を評価し、自分のペースで進んでいくことが大切です。
つまり、メンタルを守るためには、無理な解決策や考え方に頼るのではなく、適切な方法やアプローチを見つけることが重要です。
自身の強みや課題を理解し、効果的なケアを行うことで、介護職としてのやりがいを感じながら、メンタルを健全に保つことができるでしょう。
それではメンタルがやられた時の対策を次に解説していきます。
メンタルがやられた場合の解決策
介護職の方々がメンタルがやられた場合に取るべき解決策について考えてみましょう
仕事上のストレスや負担が蓄積してしまったとき、自身のメンタルを守り、健全な状態を保つためにはどのようなアプローチが有効なのでしょうか。
まず最初にするメンタルケア
ストレスの原因をはっきりさせることが大切です。
自身がどのような状況や出来事からストレスを感じているのかを客観的に振り返り、問題の要因を特定することが重要です。
例えば、忙しい業務や利用者様とのコミュニケーションの難しさ、職場内の人間関係など、具体的なストレスの原因を洗い出すことで、適切な対処法を見つける一歩となります。
上司に相談する事は基本?
状況によっては、上司に相談してみることも一つの解決策です。
上司は職場の指導者であり、問題解決やサポートを提供する立場にあります。
自身の抱える課題や悩みを遠慮せずに伝え、共に解決策を模索することで、ストレスの軽減につながるかもしれません。
例えば、業務の負担軽減や研修の提案など、上司と協力して改善策を考えることができます。
価値観の違い
価値観の違いについては、割り切ることも重要です
職場にはさまざまなバックグラウンドや価値観を持つ人々が集まります。
自身の意見や考え方が他人と異なる場合でも、その違いを受け入れ、共通の目標に向かって協力する姿勢が求められます。
例えば、利用者様へのケアのアプローチにおいても、多様性を尊重し、最良のケアを提供することが大切です。
話を聞いてもらうなら
職場以外の誰かに話を聞いてもらうことも有効です
友人や家族、または専門のカウンセラーなど、信頼できる人に自身の悩みを打ち明けることで、気持ちの整理や新たな視点を得ることができます。
他者の意見やアドバイスを通じて、自身の状況を客観的に見つめなおすことができるでしょう。
例えば、友人との会話を通じて、自身の感情や思考を整理し、前向きな展望を見つけることができるかもしれません。
見つけるべきこと!
趣味を見つけることもメンタルの健康維持に役立ちます
仕事に追われる毎日の中で、自身の趣味や興味を追求する時間を作ることで、気分転換やリフレッシュが可能です。
趣味を通じてストレスを発散し、自己満足感や楽しみを見出すことで、仕事以外の領域で充実感を感じることができます。
例えば、音楽やスポーツ、アートなど、個々の趣味を探求することで、日常の疲れを癒すことができるでしょう。
以上の解決策を通じて、介護職の方々がメンタルを守り、健全な状態を保つことができることを願っています。
自身の健康と幸福を大切にすることで、より充実した介護の提供が可能となるでしょう。
介護職でメンタルがやられるのなら転職でバッサリ!
仕事上のストレスや負担が重く、メンタルが疲弊してしまった場合、転職を検討することは一つの大きな選択肢となります
新たな環境でのスタートを考えることで、前向きな変化を実現する可能性があります。
前提として、メンタルがやられた場合の解決策を検討した上で、それでも上手くいかないと感じるのであれば、転職を考えることは合理的な選択と言えます。
仕事の環境や職務内容によっては、自身のメンタルを守ることが難しい場合があります。
そのような状況であれば、新たな職場での再出発を検討することで、メンタルの健康を保つことができる事も大いにあるでしょう。
転職することで、新たな環境でのリセットが可能です。
過去の経験やストレスから解放され、新しい職場での挑戦によって、やりがいや新たな成長を実感することができるでしょう。
例えば、過去の職場での悩みや不満が軽減され、新たな職場でのポジティブなエネルギーを受けて、メンタルが回復する可能性があります。
転職する際には、転職するまでの間に休暇を取ることも一つの手段です。
仕事から離れてリフレッシュし、自身のメンタルや体力を回復させることで、新しい職場でのスタートに備えることができます。
転職で注意する事!
転職を検討する際には注意が必要です。
新しい職場においても同様の課題やストレスが発生する可能性があります。
転職には適切な準備や情報収集が必要であり、単なる逃避として行うのではなく、新たな職場での充実感や満足感を得るための具体的な目標を持つことが重要です。
転職する際には、自身のスキルや興味に合った職場を探し、将来のキャリアビジョンに照らし合わせて選択することが大切です。
転職に伴う変化や努力を受け入れつつ、新たな挑戦に前向きな姿勢で取り組むことで、メンタルの回復と成長を実現することができるでしょう。
結論として、介護職でのメンタルの負担が重くなり、前職において満足のいく解決策が見つからない場合、転職は一つの有効な選択肢として考えられます。
転職を通じて新たな環境でのスタートを切り、メンタルの健康を保ちながら充実した職業生活を築いていくことができるでしょう。
転職には適切な準備や情報収集が必要なので、専門の転職サイトを使うのがオススメです。
介護職専門の転職サイトなら、施設の内情や給料交渉までやってくれるので安心ですね
まとめ
介護職でメンタルがやられる事は、けっこうあるのが今の現状です。
メンタルがやられる理由と対策をお話していきましたが、それでも解説できない場合や今すぐ逃げたい感情になる事さえあります。
私の考えが全てではありませんが、誰かのお役に立てればと思います。